一期一会って大事

うちの会社は給料日が25日なので、この一週間はそれこそ給料日前なわけで、毎月のごとく、やっぱりお金がなかったです。


そんな中、今週出会った人が超絶面白い人たちだった!!


木曜日は<これからの働き方>というアジェンダの飲み会に行ってきた。
そこに来ていたのは、この飲み会の幹事の『greenz』編集長の兼松さん。
『東京仕事百貨』の中村さん、というどっちも大好きなwebマガジンのお二人。
あとは、某ディベで都市開発の仕事をされている方など計6名。


兼松さんの考えとしては、<これからの働き方>っていうのは<安心して暮らすため>の働き方なんじゃないかと。
<安心して暮らす>ためには、仕事、職業などにとらわれないコミュニティを自分で持っておいて、
何かあったときには助けてもらったり、逆に助けたりできる関係を周囲と作ることじゃないかと。


また、特に印象深かったのは中村さんの<自立なき共生は依存>という言葉。
一人でも生きているという能力を身につけない限り、誰かに助けてもらってばかりになってしまう。
どこにいても生きていけるという能力を身につけてこそ、誰かと本当に共存できるという言葉。


この二つの言葉にはほんと同意。
<働くこと>を考えることは<どう生きるか>を考えるかであって、どう生きたいかを考えるには自分にとっての<幸せ>を明確にする必要があるんよね。


コミュニティの形成に関しても、私は自分に子供が生まれたら、たくさんの大人がいる環境で育てたいと思ってるから、
10年後とかにコーポラティブハウスに住みたいと思ってるんだけど。
そこの住人同士で子供の面倒見てくれるベビーシッターさんを雇ったり、面倒見れる人がみれる時に見たり、
たまに一緒にご飯を食べたり、旦那の愚痴を言い合ったり、
そういった生活をするってのは、兼松さんが言ってる「コミュニティを持つ」ってことなんだろうなあ。


こういう生き方もあるんだってことを知る機会がもっと増えたらいいのに!


あと、昨夜は友達がソーシャルベンチャーシェアオフィスという、
社会起業をやってる人同士でシェアし合うオフィスをオープンしたので、そのオープニングパーティーに行ってきた。


そこに来てる人がまあ面白い人ばっかりだったんだけど、(元暴走族で今社会起業家の人とか)
その中でもこの人が面白かった!


フーゾク嬢の再就職支援の事業をやってる人。


この事業をするまで、普通にゼネコンで働いてたんだけど、元々この事業をやってる人に会ったときに、
「あ、これ俺の仕事だ」って思ったんだって。
フーゾク嬢と風俗店の関係って個人事業主と法人の契約らしい。
フーゾク嬢がいけないことしてしまって、問題起こった時に店側が責任とらなくていいように。
だから、体壊したりしても、有休なんてとれない。
でも、フーゾク嬢ってすごい借金ある人が多いらしくて、(借金の理由はだいたい貢いでるかららしい)
体壊しても働かなくちゃいけない。


そして、あまり貯金をするっていう習慣のある人がいなくて、
お金なくなったら働くし、あれば使っちゃうって。
その貯金をさせるためにモバイルゲームってのは使えるんじゃないかって、
その人はすごい真剣に考えて相談してくれたので、ほんとに現実可能な方法を考えようと思ってる。


面白くて、興味ある人と会える機会はお金なくても這ってでも行くって決めているんだけど、
どうしても行けない時とかに「この前の会でゆいがすごい興味持ちそうなことやってる人いたよ」
と言われた時に残念感が半端ないので、一期一会は大事にしていきたいなあとすごく思う。


あー楽しい一週間やった!